FXGTのストップレベル※仮想通貨・為替ペアで違うので注意!

FXGTのストップレベルについて解説します。

FXGTのストップレベルの系統としては、仮想通貨のストップレベルは狭く設定されていますが、通貨ペアに関してはストップレベルが広めです。

この広いストップレベルは、スキャルピングのように小さな値動きで利益を目指すトレーダーには不利となる可能性があります。

ただし、取引スタイルによっては、ストップレベルが高いことが問題にならない場合もあります。

ストップレベルはFXのトレードにおいて重要な要素になりますので、この記事でしっかりと確認してください。

この記事でわかること
  • FXGTのストップレベルは広いのか、狭いのか
  • FXGTのストップレベルの調べ方
  • 他の海外FXのストップレベル

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FXGTのストップレベルは広いのか、狭いのか

FXGTのストップレベルは広いのでしょうか?狭いのでしょうか?

結論から言うと、FXGTの仮想通貨のストップレベルは狭く、(一部の)通貨ペアのストップレベルは広いです。

つまり、FXGTの仮想通貨はスキャルピングに向いていますが、一部の通貨ペアはスキャルピングには向かないといえます。

仮想通貨と通貨ペアのストップレベルについて、それぞれ説明します。

 

仮想通貨のストップレベルは狭い

FX業者 BTC/USD
FXGT 0.0pips
XM 0.0pips
BigBoss 0.0pips
TitanFX 33.1pips

FXGTは仮想通貨FXにおいて他の業者と比較してもストップレベルが非常に狭く設定されています。

このため、FXGTの仮想通貨については、スキャルピングトレードに適しており、スプレッドも極めて狭いです。

なお、FXGTのスタンダード口座とECN口座ではストップレベルに大きな違いがないため、どちらの口座でも仮想通貨トレードに問題はありません。

 

為替ペアのストップレベルは広い

FX業者 USD/JPY EUR/JPY EUR/USD
FXGT 1.6pips 2.0pips 1.3pips
BigBoss 1.0pips 1.0pips 1.0pips
TitanFX 0.0pips 0.0pips 0.0pips
AXIORY 0.0pips 0.0pips 0.0pips
XM 0.0pips 0.0pips 0.0pips

FXGTにおける為替ペアのストップレベルは、他の海外FX業者と比較してやや広く設定されています。

指値/逆指値注文やリミットの設定をする際には注意する必要があります。

FXGTではスキャルピングは禁止されていませんが、狭い値幅で利益を狙うスキャルピングには向いていません。

特にスキャルピングを主な戦略とするトレーダーやスキャルピングEA(自動売買)を用いる場合には大きなデメリットとなる可能性があります。

 

ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値・逆指値などの予約注文を行う時、もしくは注文と同時にストップ・ロス(損切り)やテイク・プロフィット(利確、利食い)の設定をする時に、現在の価格レートから離さなければならない値幅のことです。

ストップレベルがあることにより、予約注文時の現在価格と注文・決済価格に差が生じるため、トレードに制約が生まれることになります。

例えば、ドル円のトレードで、現在価格が105.00だとします。

ストップレベルが5.0pipsだとすると、買いの注文を入れる際に、テイクプロフィットの設定は5.0pips以上、つまり、105.051以上でないと設定できません。

つまり、注文ができません。

指値/逆指値注文も同じ考えです。

ストップレベル以上の値幅が無いと、注文のエントリーができません。

ストップレベルは各海外FX業者が独自に定義しており、つまりどこの海外FXを使うかによって違ってきます。

 

ストップレベルは広いほうがいいのか、狭いほうがいいのか

ストップレベルは広いよりは狭いほうが有利です。

例えば、既にエントリーした注文に対して、ストップロスやテイクプロフィットを追加で設定したり、設定してある価格を変更することがあります。

含み損を抱えている場合や、含み益が膨らみある程度利益の確定を確信した場合です。

特に含み損を抱えている場合で、幸いにも価格が戻りつつある時は、せめてできるだけ建値(エントリーした価格)ぐらいまでは引き付けられればと思いますが、ストップレベルが広いと建値よりも離れたところでロスカットせざるを得ないか、或いはプラ転して含み益が出るまで待たないといけないか、になります。

ストップレベルが狭い方が、自由に設定することができ、より有利です。

 

FXGTのストップレベルが広い場合の対処方法

ストップレベルが広いということは、リミットを置くにも遠くにしか設定できないので、建値付近でクローズする場合には、これは手動で利確なり損切りしていくことになります。

ストップレベルを超えて十分含み益が出ている時は、特に問題にはなりませんね。

 

FXGTのストップレベルの確認方法

FXGTのストップレベルは、トレードツール(MT5)から確認できます。

 

トレードツール(MT5)で確認

MT5から、以下のように確認することができます。

 

PC版MT5

気配値表示エリアから、ストップレベルを確認したい通貨ペア等を選択し、右クリック→「仕様」を選びます。
以下の画面はMT4ですが、MT5でも同様です。

FXGTのストップレベル メタトレーダーからの確認方法

すると、選択した通貨ペア等の取引条件の詳細ウィンドウが開かれますが、その中にストップレベルが表示されています。

FXGTのストップレベル メタトレーダーからの確認方法 取引条件画面

 

スマホアプリ版MT5

気配値メニューから、ストップレベルを確認したい通貨ペア等をタップし、「詳細」を選びます。

FXGTのストップレベル メタトレーダー(アプリ)からの確認方法 FXGTのストップレベル メタトレーダー(アプリ)からの確認方法 詳細をタップ FXGTのストップレベル メタトレーダー(アプリ)からの確認方法 詳細画面

 

ストップレベルがゼロの海外FXも

海外FX業者の中にはストップレベルがなんとゼロ(0.0pips)という業者もあります。

ストップレベルがゼロであれば、建値決済も可能ですし、1.0pips未満のような小さな値幅でのスキャルピングも可能です。

ストップレベルゼロ、もしくはかなり狭いストップレベルの海外FX業者を次の表にまとめました。

なお、iFOREXはスキャルピングを禁止していますので、注意してください。

XMFBSTitanFXAxioryTradeviewiFOREXTMGM
ストップレベル0.0 pips0.1 pips0.0 pips0.0 pips0.0 pips0.0 pips0.0 pips
スキャルピング×

 

FXGTのストップレベルまとめ

FXGTのストップレベルについて解説してきました。

FXGTでは、仮想通貨のストップレベルが狭く設定されており、これはスキャルピングに適しています。

一方で、一部の通貨ペアに関してはストップレベルが広いため、これらのペアはスキャルピング向けではないと言えます。

広いストップレベルの通貨ペアは、デイトレードやスイングトレードに取り組むトレーダーにおすすめです。

FXGTでトレードする際には、各通貨ペアやCFD商品のストップレベルをあらかじめ確認しておき、指値注文/逆指値注文時やリミットの設定時に注文が入らずに慌てたりすることのないようにしましょう。

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