XMの出金方法について解説します。
XMの出金には、いくつかのルールがあります。
基本的な内容をしっかりおさえておき、出金する際に迷わないようにしましょう。
この記事でわかること
- XMの出金方法、手数料と所要日数
- XMの出金ルール
- おすすめの出金方法
XMの出金方法
XMでは、以下の出金方法を提供しています。
出金方法 | 手数料 | 最低出金額 | 出金までの所要日数 |
---|---|---|---|
銀行送金 | 無料(※1) | 1万円 | 2~5営業日 |
クレジットカード/デビットカード | 無料 | 500円 | 数営業日~2ヶ月程度 |
bitwallet | 無料 | 500円 | 即日 |
STICPAY | 無料 | 500円 | 即日 |
入金方法と同じだけの出金方法が用意されているわけですが、これには理由があり、後述の出金ルールにも深く関係してきます。
出金方法については入金方法同様、お住まいの国により異なってきますので、実際の出金方法については会員ページにログインし、確認してください。
すべての出金方法について、原則手数料は無料です。
銀行送金については200ユーロ相当(日本円で約26,000円)未満は手数料が徴収されますので、できるだけ200ユーロ相当以上の出金をしましょう。
出金までに要する時間について、いずれの出金方法であっても出金リクエストから24時間以内に処理されますが、実際に着金するまでの日数は出金方法により異なります。
bitwalletとSTICKPAYは原則同じ日に着金します。
銀行送金であれば2~5営業日程度。
クレジットカードの場合には早ければ数営業日で反映されますが、長いと1~2ヶ月かかります。
これは、クレジットカードの出金は、入金(カードを利用したショッピングと同じ処理)の取り消しで対応するため、カード会社によって締日の関係や手続きによって必要な日数が異なるからです。
XMの出金ルール
入金方法により出金方法が決まってくる
重要なのがXMの出金ルールです。
XMの入金方法の説明記事でも触れましたが、XMの出金ルールには大きく以下の2つがあります。
XMの出金ルール
- 入金額と同額までの出金には、入金時と同じ出金方法を選択する必要がある
- 複数の手段で入金した場合、出金時にも同じ順番・方法で出金する必要がある
以下を見てわかるように、入金額を超える分、つまり利益分の出金は、どの入金方法で入金した場合であっても銀行送金になります。
逆に言うと、入金額に達するまでは、出金方法は入金した時と同一の方法しか選択することができません。
入金時の方法 | 出金方法 (入金額まで) | 出金方法 (利益分) |
---|---|---|
銀行送金 | 銀行送金 | 銀行送金 |
クレジットカード | クレジットカード | 銀行送金 |
デビットカード | デビットカード | 銀行送金 |
bitwallet | bitwallet | 銀行送金 |
STICKPAY | STICKPAY | 銀行送金 |
出金方法に優先順位がある
XMで複数の入金方法で入金した場合、入金した順番どおりに、出金する必要があります。
また、クレジットカードは同じVISAカードでも、カード種類が異なると別カードとみなされます。
これも出金順序に関係してきます。
例えば以下のような順番で入金したケースを考えてみましょう。
- JAL VISAカード 5万円
- 三井住友VISAカード 3万円
- bitwallet 2万円
全部で10万円入金しています。
この後トレードし、5万円の利益が出たとします。
口座残高は15万円になっています。
もし利益分を含めて15万円全額出金する場合、以下のような優先順位で出金する必要があります。
- JAL VISAカード 5万円
- 三井住友VISAカード 3万円
- bitwallet 3万円
- 銀行送金 5万円
ややこしいですが、もし出金申請時に間違えた場合はXMが自動でチェックしてくれてメッセージが表示されます。安心してください。
XMで出金拒否はあるの?
一般的的に、海外FXでは出金拒否の噂を聞きます。
ですが、XMでは出金拒否の話をほとんど聞いたことがありません。
ためしにTwitterでXMの出金拒否の検索をしてみても、全く出てきません。
XMでは出金拒否はほとんど無いと理解して良いと思います。
但し、規約に抵触するようなトレードを行った場合にはこの限りではありません。
以下のような行為は明らかなルール違反です。出金拒否だけでなく、口座凍結、場合によっては強制退会になる可能性もあります。
- 複数口座間での両建てトレード
- 他の業者口座を使った両建てトレード
- 他人名義を使ってボーナスを繰り返し取得
なお、もし上記のような心当たりが無いのに出金拒否された場合には、すぐにサポートに連絡してください。
出金ルールを守っているのであれば、すぐに出金してくれます。
XMの出金手順
ここから、各出金方法別に具体的な出金手順を説明します。
なお、STICKPAYについては入金手数料が割高で入金方法としておすすめしておらず、従って出金方法の説明も割愛します。
XM Tradingの会員ページにログインし、上部メニューの出金か、あるいはマイアカウントの「資金の出金」もしくはアクションから「資金の出金」を選択します。
そうすると、選択可能な出金方法が表示されます。
ここでは、過去に入金したことがある入金方法のみが表示されます。
もし過去に銀行入金しか行ったことがない場合は、銀行送金だけが表示されることになります。
銀行送金
XMの銀行送金による出金の説明です。
銀行送金を選択
銀行送金(International Wire Transfer)を選択します。
出金先口座番号等の入力
口座番号や口座名義を入力します。
「IBAN」というのが口座番号の入力欄です。
受取人銀行情報の入力
銀行名や支店名、SWIFTコードを入力します。
ここで最も重要な情報がSWIFT(スイフト)コードです。
これは、国際送金を行うための、銀行を特定するためのコードです。
世界共通のコード体系で、このコードだけで世界中の銀行を特定することができます。
お使いの銀行のSWIFTコードは、各銀行のホームページで調べることができます。
また、Wikipediaにも主要銀行のSWIFTコードが載っていますので、参考にしてください。
なお、主要銀行のSWIFTコードは以下のとおりです。
主要銀行 | SWIFTコード |
---|---|
みずほ銀行 | MHCBJPJT |
三菱UFJ銀行 | BOTKJPJT |
三井住友銀行 | SMBCJPJT |
りそな銀行 | DIWAJPJT |
埼玉りそな銀行 | SAIBJPJT |
ソニー銀行 | SNYBJPJT |
楽天銀行 | RAKTJPJT |
住信SBIネット銀行 | NTSSJPJT |
イオン銀行 | AEONJPJT |
横浜銀行 | HAMAJPJT |
スルガ銀行 | SRFXJPJT |
出金額の指定
出金額を指定し、送金リクエストを行います。
SWIFTコードの無い銀行は送金できない
SWIFTコードを持たない銀行は、出金先に選択することができません。
SWIFTコードを持たないということは、国際銀行送金に対応していない、ということです。
例えば、以下の銀行はSWIFTコードを持っておらず、XMの出金先銀行に選択することができません。
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- PayPay銀行
クレジットカード/デビットカード
XMからクレジットカード、デビットカードで出金する方法を説明します。
クレジットカード/デビットカードを選択
Credit/Debit Cardsを選択します。
出金額を指定し、出金リクエスト
出金額を入力し、リクエストをクリックします。
前述のとおり、XMでは出金優先順位が自動的に判断されます。
出金は入金時に使ったものと同一のカードに出金されます。
カード番号等を出金時に指定する必要はありません。
BitWallet(ビットウォレット)
XMからBitwallet(ビットウォレット)で出金する方法を説明します。
Bitwalletを選択
Bitwalletを選択します。
Bitwallet口座情報を指定
Bitwalletの口座(メールアドレス)と出金額を指定します。
指定後、リクエストをクリックします。
XMの出金方法まとめ
以上がXMの出金方法の説明です。
おわかりのように、XMではどの手段で入金したかによって、出金方法がおのずと決まってきます。
おすすめの出金方法という考えもなく、入金方法により出金の優先順位も決まってきます。
ただ、いずれの場合でも利益分については銀行送金のみの出金になります。
出金時に迷わないよう、事前に出金ルールを正しく理解しておきましょう。
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