XM Trading(エックスエム)の口座種類を紹介します。
XMは世界中のトレーダーに人気の海外FX業者で、トレーダーを支える様々なトレード環境や教育コンテンツなどが充実しており、その人気は衰えることを知りません。
XMは3種類の口座タイプを用意しています。
それぞれに特徴があり、トレーダーのタイプにより向き、不向きがあります。
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- ZERO(ゼロ)口座
この記事では、それぞれの口座種類をスペックやトレード条件などで徹底比較した上で、口座タイプ別の特徴や注意点を明確にし、どの口座がどういうトレーダーに向いているのか、丁寧に解説していきます。
- XMのそれぞれの口座タイプの特徴を知りたい
- 口座タイプ毎の主な違いや注意点を知りたい
- 自分がどの口座タイプに向いているかわからない
XM(エックスエム)の口座タイプの種類とスペックを一覧で比較
まず、XM(エックスエム)が提供している口座タイプを比較してみましょう。
特にポイントとなりそうな箇所の色を変えてあります。
どんなスペックや条件に違いがあるのか、まずはざっと確認してみましょう。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | ZERO口座 | |
---|---|---|---|
注文方式 | STP | STP | ECN |
取引プラットフォーム | MT4, MT5 | MT4, MT5 | MT4, MT5 |
口座通貨 | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY | USD, EUR, JPY |
取引単位 | 1ロット=1,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 | 1ロット=100,000通貨 |
最小取引単位 | 0.1ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大レバレッジ | 1:888 | 1:888 | 1:500 |
マージンコール | 50% | 50% | 50% |
ロスカットレベル | 20% | 20% | 20% |
ゼロカット適用、追証なし | ○ | ○ | ○ |
最低スプレッド | 1.0pips~ | 1.0pips~ | 0.0pips~ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 往復$10/ロット |
最大取引ロット | 50ロット/ポジション | 50ロット/ポジション | 50ロット/ポジション |
最大保有ポジション | 300ポジション | 200ポジション | 200ポジション |
口座開設ボーナス | ○ | ○ | ○ |
入金ボーナス | ○ | ○ | ×(対象外) |
XMポイント付与 | ○ | ○ | ×(対象外) |
最低入金額 | $5(500円相当) | $5(500円相当) | $100(1万円相当) |
EA(自動売買)利用 | ○ | ○ | ○ |
スキャルピング | ○ | ○ | ○ |
ストップレベル | 4.0pips(USDJPY) | 4.0pips(USDJPY) | 4.0pips(USDJPY) |
XM(エックスエム)それぞれの口座タイプの特徴
それぞれの口座タイプの主な特徴を簡潔に説明します。
XM・マイクロ口座
XMのマイクロ口座は、少ない証拠金でトレードする、小規模トレーダー向けの口座です。
取引単位が1ロット=1,000通貨と、海外FXの一般的な取引単位の100分の1に低く設定されています。
このため、0.01ロットでトレードすると10通貨、つまり、USDJPYだと1:1のノーレバレッジでも約千円でトレードできてしまいます。
最大レバレッジはスタンダード口座と同じ1:888ですが、最大限レバレッジをかけたとしても、それほど大きな損失にはなりませんので、少ない金額で低リスクのトレードを行いたいトレーダーに向いています。
なお、スタンダード口座とは、取引単位だけが異なり、その他のスペックやトレード条件はまったく同じです。
- 少額の証拠金で、小規模の取引を行うトレーダー
- XMの豪華なボーナスを活用したい方
XM・スタンダード口座
XMのスタンダード口座は、その名のとおり、もっとも標準的な口座種類です。
前述のとおり、口座スペックやトレード条件については、ロット単位が異なるだけで、マイクロ口座とまったく同じです。
最大レバレッジは1:888倍、ロスカットレベルは20%、ゼロカット適用で追証無しです。
- 自分はマイクロ口座、ZERO口座では無いかなぁと思っている方
- 初めてXMに口座開設する方
- XMの豪華なボーナスを活用したい方
XM・ZERO(ゼロ)口座
XMのZERO(ゼロ)口座は、前述のマイクロ口座、スタンダード口座とまったく異なります。
ZERO口座はいわゆるECN口座で、スプレッドが限りなく狭い代わりに、トレード毎に取引手数料が取られます。
取引手数料は往復で1ロットあたり10ドル(片道5ドル)かかります。
その代わり、スプレッドがとても狭く、最も狭い時で0.0pipsです。
つまり、ゼロ。
最大レバレッジは1:500と、マイクロ口座やスタンダード口座よりも少し低めですが、最低スプレッドがゼロですので、往復10ドルの取引手数料を足したとしても、かなり安い手数料でトレードできます。
但し、獲得できるボーナスに制約があります。
口座開設ボーナスはもらえるのですが、や入金ボーナスと、トレードするたびに貯まるXMポイントがもらえません。
ですので、ZERO口座は、とにかくトレード条件を追求して取引に集中したい、上級トレーダー向けと言えます。
- XMの入金ボーナス、XMPは不要!
- 裁量トレードの上級者
- 大口トレーダー、高頻度トレーダー
全ての口座タイプに共通の条件
その他、全口座タイプで共通のスペックのうち、主要なものを紹介します。
XM(エックスエム)の取引プラットフォーム
XMの全口座タイプで、MT4、MT5の両方が利用可能です。
XM(エックスエム)のロスカットレベル
XMのロスカットレベルは20%です。
また、XMのマージン・コールは50%です。
XM(エックスエム)のゼロカットシステム
ゼロカットシステムは全口座タイプに適用されます。
もちろん、追証なし、借金なしです。
XM(エックスエム)でEA(自動売買)は利用可能か
EA(自動売買)は、利用可能です。
XMでは、EA(自動売買)ツールの利用に特に制約はありません。
XM(エックスエム)でスキャルピングは可能か
XMではスキャルピングを禁止していません。
但し、ストップレベルはやや広めです。
例えば、ドル円(USDJPY)だと4.0pipsです。
細かい値幅で利益をコツコツ積み重ねるスキャルピングには若干向ていないと思います。
XMのストップレベルについては別記事「XMのストップレベル スキャルピングや注文時の制約について」に詳しくまとめてありますので、こちらもご覧ください。
http://basicbankbd.com/xm/xm-stop-level/
XM(エックスエム)のおすすめの口座タイプはスタンダード口座
XM(エックスエム)の口座作成時、口座タイプに迷ったらスタンダード口座にしておくと良いと思います。
XMの中では最もオーソドックスな口座スペックです。
また、XMは最大10口座まで追加口座が作成できますが、口座追加する際には今の口座と異なる口座タイプを選ぶことができます。
追加した口座が異なるタイプであっても、口座間の資金移動が可能です。
ですので、まずスタンダード口座を作ってみて、気にいらなければ、マイクロ口座やZERO口座を追加作成し、そこに資金移動してトレードすることができます。
追加口座の作り方、複数口座を活用したリスクを抑える運用方法については、別記事を参照してください。
http://basicbankbd.com/xm/xm-addaccount/
XM(エックスエム)で口座を作成する際の注意点
XM(エックスエム)では口座開設すると口座開設ボーナスがもらえますが、口座開設ボーナスは1口座にのみ適用されます。1回しかもらえません。
つまり、最初にどの口座タイプを選択しようと、口座開設ボーナスをもらうと、追加口座では口座開設ボーナスはもらえません。
逆に、もし最初の口座で口座開設ボーナスをもらわなかった場合、追加口座で口座開設ボーナスをもらうことができます。
XMの口座開設ボーナスは、口座開設時に「口座開設ボーナスを受け取る」を選択しないと、もらうことができません。
もし間違えて「受け取らない」を選択してしまった人は、追加口座を作成し、口座開設ボーナスを受け取ってください。
まとめ:XM(エックスエム)の口座タイプ
XMの場合は、まずスタンダード口座で口座開設してみるのが良いと思います。
少しトレードになれて、他の条件でトレードしたくなった場合には、追加口座を作成し他の口座タイプを試してみるのが良いと思います。
まだXMの口座開設をしていない方は、別記事「XMの口座開設方法」を参考にしながら、口座開設してみてください。
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