XM(XMTrading)は、世界で250万人以上が利用している人気のFX業者です。
人気のFX業者だからこそ、良い評判もあれば悪い評判も聞こえてきますが、安心して利用できるFX業者を利用したいですよね。
実際、XMは信頼できる業者なのでしょうか。
結論から言うと、XM(XMTrading)は信頼性と安全性の高いFX業者と言えます。その理由について、詳しく解説したいと思います。
XMは金融ライセンスを取得済
海外FX業者の信頼性、安全性を測る重要な指標の一つとなるのが「金融ライセンス」です。金融ライセンスとは、金融業を運営するために必要な許可で、各国の金融当局が発行しています。
金融ライセンスの取得には、各国の金融当局が定める審査基準(資本金、顧客資産の管理状況、リスク管理体制等)を満たさなければなりません。
金融ライセンスの発行元によって、審査基準や取得難易度が異なり、FX業者の信頼性、安全性を測る上での指標となっています。
以前は、キプロスの金融ライセンスで、日本人顧客向けにサービスを提供していましたが、2016年にキプロスからセーシェルへ移管されました。
キプロスの金融ライセンスは、世界的にも厳しいライセンスで、登録するにはICF(投資家補償基金)への加盟が必要となり、FX業者が倒産しても、最大2万ユーロまでの補償があります。
セーシェルへ移管されたことで、「XMは危険なのでは?」という声もありましたが、これは日本の金融庁の圧力がかからない国で金融ライセンスを取得して、継続して日本人顧客にサービスを提供するための手段です。
実務はキプロスの本社で行われていて、サービス自体はキプロス証券取引委員会(CySEC)管理と何ら変わりません。
登録法人 | Tradexfin Limited |
設立 | 2009年 |
登録住所 | F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles |
登録国 | セーシェル共和国(登録番号:SD010) |
金融商品取扱許可 | セーシェル金融庁 FSA (Seychelles Financial Services Agency) |
XMグループのライセンス
XMは、グループ内で運営会社を分けることによって、各運営会社がライセンスを保有し、それぞれのライセンス規定に沿った運営が行われています。
特に、英国金融行動監視機構(FCA)やキプロス証券取引委員会(CySEC)など、取得するのが難しい機関の金融ライセンスを取得していることからも、XMグループは、信頼性・安全性の高いFX業者と言えます。
会社名 | ライセンス |
Trading Point Holdings Ltd(本社) | キプロス証券取引委員会(CySEC) 英国金融行動監視機構(FCA) |
Tradexfin Limited(日本人口座) | セーシェル金融庁(FSA) |
Trading Point of Financial Instruments UK ltd | 英国金融行動監視機構(FCA) |
Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd | オーストラリア証券投資委員会(ASIC) |
XM Global Limited | ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) |
Trading Point MENA Limited | ドバイ金融サービス局(DFSA) |
XMTradingでは、セーシェル金融のライセンスを取得した上で、日本の金融庁の規制下では実現できない、ハイレバレッジ取引やゼロカットシステムなどが採用されています。
XMの徹底した分別管理
XM(XMTrading)は、セーシェル金融庁(FSA)のライセンス保持者として、厳格な金融規制を遵守する義務があり、ユーザーから預かった資金と運営資金は別々に管理(分別管理)されています。
ユーザー資金は、ドイツやスイスに拠点を置く複数の優良銀行に分散して保管されているので、万一、XMが倒産した場合でも、債権者への支払いなどに充当されることはありません。
分別管理されているユーザー資金には、入金額だけでなく利益分も含まれています。
また、本社のあるキプロスのライセンスを取得するためには、「投資家補償基金(ICF)」の加入が義務づけられているうえに、AIG民間保険(最大100万ドル補償)にも別途加入していますので、安全性は高いと考えています。
XMはベストFXブローカー賞を2024年も連続受賞
イギリスの経済誌「World Finance(ワールドファイナンス)」が毎年発表するFXブローカーの表彰「World Finance Forex Awards( ワールドファイナンスFXアワード)」があります。
適切なレートを提示しているか、どれだけのCFD銘柄を提供しているか、顧客満足度など、各部門において、それぞれのブローカーが表彰され、イギリスでは非常に権威あるものとされています。
その中で、最も評価の高いFX業者に送られる「ベストFXブローカー賞」を「XM(XMTrading)」は2017年~2024年の7年間、ヨーロッパ地域で連続受賞しています。
さらに、2024年はアジア地域でも受賞し、2部門同時受賞となりました。
また、2024年には、WF100(World Finance 100)にも選ばれています。WF100(World Finance 100)は、その年に目覚ましい活躍や発展した企業などが選ばれる賞で、XM(XMTrading)はFX業者の中で、唯一選出されて話題になりました。
この時に選出された企業には、ゴールドマンサックスやGoogle、Amazon、楽天、任天堂などがありあます。
もちろん、「ベストFXブローカー賞を連続受賞=100%信頼できる業者」というわけではありませんが、日本市場に展開している海外FX業者の中で受賞しているのは、XM(XMTrading)のみです。
少なくとも、賞を受賞していないよりも受賞歴がある方が信頼でき、ヨーロッパやオーストラリアで高く評価されていることは間違いありません。
日本の金融庁からは警告を受けている
XM(XMTrading)は、世界196ヵ国、250万人以上のユーザーがいるFX業者ですが、日本の金融庁の風当たりは厳しく、海外FX業者は優良業者、悪質業者に関わらず警告を受けています。
理由は、「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っている」とされていて、海外FX業者が日本語の公式サイトを運営したり、サポートデスクが日本語に対応しているだけでも、警告の対象になってしまうようです。
そのため、日本人が利用している海外FX業者の多くは、警告を受けています。ただ、この警告には行政処分や業務停止命令といった効力はありません。
ほとんどの海外業者は警告を受けているけど、厳しい処分はないんだね。
無登録業者だけど違法ではないし、ユーザーが罰せられることもないよ。
XMの取引の透明性と約定力
以前は、FX業者を選ぶ際に、スプレッドや手数料などを重視していた方が多いですが、最近は、約定力も注目されるようになってきました。
XM(XMTrading)の約定スピードは驚異的で、リクォートもスリッページもほとんど発生しません。注文から1秒以内の約定率は99.98%です。
250万人以上のユーザーがいるからこそ、瞬時に注文をマッチングさせることが可能なんですね。
また、XM(XMTrading)はNDD方式なので、利益に相反する約定操作は一切なく、公平で透明性の高い取引環境で安心してトレードをすることができます。
DD方式:取引は不透明だけど、スプレッドが狭い(ユーザーの損失が業者の利益)
NDD方式:取引の透明性が高いけれど、スプレッドが広い(ユーザーの損益に関係なく、注文数が多いほど業者の利益が増える)
関連記事:DD方式とNDD方式とは?FX業者の選び方
XMは追証なしのゼロカットシステム
ゼロカットシステムは、急激な価格変動によって、ロスカット(強制決済)が間に合わず、口座残高を超える損失が発生した場合に、FX業者がマイナス分を負担してくれる制度です。
XM(XMTrading)では、追証なしのゼロカットシステムを採用しているため、入金額以上の損失(借金)になることはありませんので、安心してトレードをすることができます。
海外のFX業者の中には、ゼロカットシステム採用といいながら、ゼロカットされなかったことがあります。
関連記事:レバレッジ取引には欠かせない!ゼロカットシステムとは
スイスフランショック
2015年1月15日(木)スイス国立銀行(中央銀行)が、スイスフランの対ユーロの上限である1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表したことで、スイスフランが大暴騰しました。
この時、わずか20分間で、スイスフラン / 米ドルが「2820pipsの下落」、スイスフラン / 円は「3947pipsの上昇」しました。20分間で約4000pipsの値動きは、リーマンショックや東日本大震災でもありませんでした。
スイスフランショック時でも、XMでは通常通りゼロカットが実施されています。
ちなみに、国内のFX業者は、法律でゼロカットシステムが禁止されているので、大暴落などが発生した場合、借金を負うリスクがあります。
XMは証拠金維持率20%以下でロスカット
ロスカットとは、保有ポジションの含み損が一定水準を下回った場合、損失の拡大を防ぐために、FX業者側で強制決済を行う制度です。
XMでは、証拠金維持率の割合が20%以下になると、ロスカットになります。証拠金維持率20%は、他業者と比較しても小さいほうです。
中には、最大レバレッジ1,000倍でもロスカット水準100%なんていうFX業者もあるので要注意です。
ロスカット水準が低いと、相場が想定以上に逆行した場合でも耐えることができますが、ロスカットされてしまった場合には、損失額が大きくなるというデメリットもあります。
XMの安全性に関する評判
もちろん、良い評判もあれば悪い評判もありますが、総合的にみると、XM(XMTrading)の安全性に関する評判は高いと言えます。
ただし、トレードスタイルやパソコンのスペックによって評価基準が異なったり、負けた腹いせによる誹謗中傷や愚痴などもありますので、すべてを鵜呑みにしないで、参考程度にとどめておいてください。
また、良い評判しかないような業者があれば、ものすごく優良な業者か、操作されているかのどちらかです。
XM安全性の良い評判
- ボーナスキャンペーンが充実している
- 約定スピードが早くて滑らない
- 入出金がスムーズ
- 日本語サポートが丁寧で良い
- サーバートラブルがない
- 取扱銘柄が豊富
- 無料ウェブセミナーが有料級
- 運営会社の信頼性・安全性が高い
XM安全性の悪い評判
- スプレッドが広い
- ストップレベルが高い
- 証拠金残高が2万ドルを超えるとレバレッジ規制がある
- 出金できない
- 突然アカウントを凍結された
XMでは、必ずと言っていいほど「スプレッドが広い」という書き込みがあります。もはやXMのスプレッドが広いのは、常識なのかもしれません(笑)。
ただ、ボーナスやXMポイントなどを考慮すると、スプレッドが広すぎるというほどでもありません。
関連記事:XM(XMTrading)のボーナスを100%活用する方法!
XMの入出金に関する評判
海外のFX業者は入出金に時間がかかるというイメージがあるようですが、XM(XMTrading)は入出金スピードが早いことで定評があります。
以前は、XMで出金拒否されたなどの記載も見られましたが、実際には出金に時間がかかっていたり、不正行為や規約違反によって出金拒否やアカウント凍結されているケースがほとんどです。
事実に関係なく、悪いうわさはすぐに拡散され「XMは悪質な出金拒否をする」という評判が広まった時期もありました。
最近では、XMの信頼と実績によって、出金拒否されたという書き込みがあっても、不正行為をしていたトレーダーと見られる傾向にあり、悪い評判はかなり減りました。
本当にXMが不正な出金拒否を行っていた場合には、ライセンスははく奪されますし、10年以上も運営を続けることは不可能です。
XM不正価格操作のフェイクニュース
2021年1月に「XMを含む海外業者が5社が日本向けに不正価格操作していた」というニュースが話題となりました。
XM(XMTrading)とHighLow.com(ハイローオーストラリア)、Titan FX(タイタンFX)などの海外FX業者が、日本のFX市場においてproject HARAKIRIと呼ばれるプロジェクトで共謀して、価格の不正操作を行っていたという内容です。
このニュースは「Finance News Topic」というメディアから広まりましたが、サイトのドメインは2021年1月4日に登録されたものであり、不正価格操作のニュース以外は、すべてCNNの記事が転載されています。
さらに、記事によると、「project HARAKIRIは、WikiLeaks(ウィキリークス)の内部告発によって明るみになった」とされていますが、ウィキリークスでproject HARAKIRIを検索しても、ヒットしません。
そのため、フェイクニュースである可能性が高いと言えます。
XMの日本語サポートは充実
XM(XMTrading)では、メールやライブチャットなど、すべて日本人オペレーターが対応してくれるので、「日本語がうまく伝わらない」「返信が遅い」ということはありません。
メール:平日(月曜~金曜)24時間(日本時間)
ライブチャット:平日(月曜~金曜)午前9時~午後9時
XMの信頼性と安全性【まとめ】
XM(XMTrading)は、
- 金融ライセンスの保有
- 10年以上の運用実績、世界で250万人以上のユーザー数
- ユーザー資金と運営資金の分別管理
- 取引の透明性と約定力
- 追証なしのゼロカットシステム
など、総合的に判断しても、XMの信頼性と安全性は高いと言えます。
日本では無登録業者であることから、「海外FX業者は危ない、怪しい」などと言われることもありますが、セーシェルでライセンスを取得しているため、日本の金融庁のライセンスは不要です。
それでも警告を受けたり、危険性を拡散されていると、何か意図があるように感じてしまいます。
日本の金融庁の登録があれば安心、安全と思われがちですが、世界に視野を広げると、決してそうではないことを知っていただきたいです。
また、運営会社の実態が不透明な海外FX業者には注意してください。突然の倒産や取引操作、出金拒否などの危険性があります。
自分の大切な資金を守るためにも、「金融ライセンス」「会社の所在地」「資金の管理体制」がしっかり公開されている業者を利用しましょう。
そして、どんなに信頼できる業者であっても、自分でできるリスク管理はしっかりと行ってください。
関連記事:XM(XMTrading)の注文方法を詳しく解説!